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本当に猫に首輪は必要?首輪のメリット、デメリットを紹介

みなさんは、一緒に暮らしている猫に首輪を付けていますか。

「猫に首輪をつけるのってなんか可愛そう」

「そもそも首輪ってなんのために必要なの?」

そう感じていらっしゃいませんか?

犬は、お散歩が必須なため、首輪やハーネスを付けることが当たり前になっていますが、果たして猫に首輪は必要なのでしょうか。

今回は、猫にとって首輪を付けることのメリット、デメリット、そして、首輪を選ぶ基準等を紹介したいと思います。

 

 

首輪とは

首輪とは、どのような意味があるのか辞書で調べてみました。

①首を飾るためにかける輪。首飾り

②犬、猫などの首にはめる輪

 

では、実際に首輪は、犬や猫に対してどのような役割をもっているのでしょうか。

 

首輪の役割

首輪は、犬を飼う上では必須なものとなっていますね。

首輪は、犬にとっては、個体の識別の役割を果たす他、鑑札と狂犬病予防注射の注射済票を付けるためにも必要なものです。

また、首輪と紐や鎖を繋ぐことで逃亡を防ぐことになりますし、お散歩の際、リードを繋ぐために首輪は欠かせません。(首輪とは別に、ハーネスに繋げることもあります)

 

犬には必須である首輪ですが、猫にも必須なものなのでしょうか。。。。

 

 

首輪を付けるメリット

まずは、首輪を付けることのメリットを紹介します。

 

迷子対策

室内飼いの猫が万が一脱走してしまった場合に、首輪をしていると捜索の重要な手掛かりとなります。

猫の毛色や体形などは、猫を飼ったことがない人にはなかなか区別がつきません。捜索願のチラシに猫の写真とともに、首輪の特徴も記しておけば、そこから判断が出来ますので保護してもらえる確率がぐっと高くなります。

さらに、首輪に飼い主の情報が記載されていれば、チラシを見ていない人が保護したとしても、そこから飼い主へ連絡が付きます。

 

今は、マイクロチップが義務化されていますから、必ずしも首輪が必要とは限りませんが、マイクロチップも動物病院や保健所といった、限られた施設でのみ読み取れるものですから、まずは、首輪に情報を記載しておくことが大切です。

 

災害時にあたり

災害時には、愛猫と一緒に避難しないといけないこともあります。(そもそも一緒に避難できる場所があるかどうかを確認しておく必要があります!)

避難場所では、猫をケージやキャリーい入れておくのはもちろん、リードを装着して、猫が脱走出来ないようにしておかなくてはなりません。

普段から首輪を付けていれば、リードを装着しても猫がストレスを感じることも少なくなります。

 

また、リードと共にハーネスもおすすめです。

猫は身体がっても柔らかいのでリードを引っ張ることで、首輪が頭から抜けてしまったり、一定の力が加わると外れるバックル仕様になっていると、首輪が取れてしまう可能性があります。

ハーネスの方が、首輪よりもすっぽ抜けを防ぐことが出来ます。

 

 

首輪を付けるデメリット

次は首輪を付けることのデメリットを紹介します。

 

事故の原因

猫が首輪を付けることによる一番のデメリットは、事故の危険性があることです。

 

猫はその習性から、狭い所へ入り込もうとしますが、その際に首輪が障害物に引っ掛かったり、高い所に飛び乗って移動する際に、でっぱりに首輪が掛かって首吊り状態になってしまうことがあります。最悪の場合は、窒息死してしまう恐れもあります。

 

皮膚へのダメージ

皮膚の弱い猫の場合は、首輪が当たる場所が擦れてハゲてしまってり、皮膚病になることもあります。

 

ストレス

首輪の重さも猫へのストレスとなります。素材によっては、かなり重くなります。

過度な装飾のある首輪も、猫にとってはストレスになります。

 

 

安全な首輪の選び方、付け方

首輪のメリットデメリットを理解した上で、首輪の選び方、付け方をみていきましょう

 

素材とサイズ

首輪選びで一番気を付けたいことが、素材とサイズです。

 

敏感で神経質なタイプの猫には、コットンで作られた首輪で過度な装飾のないシンプルなものが良いでしょう。

サイズは、きつすぎてもゆるすぎても猫のストレスとなりますから、サイズ調節が出来るものが良いです。

 

安全性を考えると、首輪を止めるバックルは、一定の力が加わると外れる仕様になっているセーフティーバックルが付いたものがお勧めです。

 

 

ゆっくり慣らす

猫に首輪を付けた際、もし猫が嫌がる素振りを見せた時は、無理強いは止めましょう。

しばらく様子を見て、慣れたようならばそのまま付けていても大丈夫ですが、何かしらのストレスを感じているようであれば、初めは、付ける時間を短めにして徐々に慣らしていきましょう。

 

もし、それでも猫が嫌がる場合は首輪を付けることは止めましょう。

 

仔猫の時から付けておきましょう

猫に首輪を慣れさせるには、仔猫の時から付けておくことが良いです。

 

ただ、あまり小さいうちから首輪を付けることはお勧めできません。

身体が出来上がっていないうちから首輪を付けることは、身体への負担も大きいです。小さいうちは、まだ高いところへジャンプしたり出来ないため、セーフティーバックルが付いていないコットン製のシュシュタイプのものもお勧めです。セーフティーバックルの重さが仔猫への負担になってしまいます。

 

猫に首輪を付けるにあたって

猫に首輪を装着する時は、首輪をした状態で人間の指が2~3本入る隙間を作っておくのがベストと言われています。

長毛の猫の場合は、毛で首輪が埋もれてしまいます。もう少しゆとりをもって付けてあげると良いでしょう。

長毛の猫には、首輪はあまり向いていないかもしれません。

 

首輪のお手入れ

首輪も長く付けていると、当然ですが汚れてきます。ホコリや、猫の皮脂などで結構汚れます。

 

猫に対してのケアですが、首輪は付けっぱなしにしないで時々外してあげましょう。

外した時は、猫の首回りのお手入れをしてあげましょう。

時々外してあげることで、首回りのハゲ防止にもなります。

 

首輪は、汚れが目立つようになってきたら、新しいものに取り換えましょう。

首回りは絶えず清潔な状態にしておきましょう。

 

鈴について

首輪に付いている鈴について考えてみましょう。

鈴を首輪につけるか付けないかは、賛否両論あると思います。

鈴があることで猫の居場所がわかるという、人間にとってのメリットがあります。

 

もし、猫が鈴の音を嫌がらないようであれば鈴をつけることは構わないでしょう。

猫が鈴の音にビックリして嫌がるようであれば、すみやかに鈴は外してあげましょう。

 

 

アトリエたいようの首輪の選び方

このような、猫に首輪を付けることのメリットデメリットを参考にした上で、最後に、アトリエたいようで販売している首輪についてご紹介させていただきます。

 

重さ

首輪の重さは、およそ5gから8g前後となっています。

 

トリミングブレードVシリーズの首輪は、比較的しっかりしたコードで編まれたブレードなので大人の猫向けです。

仔猫にならば、くるくるシリーズや、ビヴァーチェシリーズ、オレンジビーズが軽くてお勧めです。

ハートラインブレードは幅が1.2㎝と他の首輪より少し幅広ですが、とても柔らかいのでそれほど負担にならないと思います。

 

 

長さ

長さは、およそ20㎝から30㎝前後となっています。

 

大型の猫種の場合で長さが合わない場合は、備考欄にご希望の長さをご記入ください。

対応いたします。

 

仔猫の場合は、ご購入の際に備考欄に仔猫用と記入し、出来れば、猫の首回りをご記入してください。長さを短くしてお渡しさせていただきます。

 

 

素材

素材は、コットン100%の物から化学繊維のものまで多様にあります。

出来ればコットン100%の物が望ましいのですが、今の段階では、化繊の物の方が多いです。

その代わり、猫の肌側にはコットン100%のグログランテープを使用しておりますが、首輪の仕様で、どうしても一部化繊が肌に触れるようになってしまいます。

敏感肌の猫には避けた方が良いと思います。

 

 

       

コットン100%で重さは約6.3g   ポリエステル100%ですが裏側はコットン100%です。約7.3g

 

 

まとめ

 

猫に首輪を付けることは、絶対に必要ということはありません。

おうちの猫の特性をよく理解した上で、その子にあったものを選んであげましょう。

あくまでも人間目線にならず、猫目線で考えましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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