アトリエたいようのこと
アトリエたいようって
アトリエたいようは、アパレルウエアに、ヨガウエア、さらには、猫の首輪という、なんだか商品の統一性がないお店ですね。
何故、そのような商品構成になったのかをお伝えしたいと思います。
私の職業
わたしの職業は、パターンメーカーです。
婦人服の洋服の型紙を作る仕事で、今は、外注で仕事を受けています。
パターンメーカーの面白さは、何といっても、デザイナーが起こした平面のデザイン画を立体的な形にすることだと思います。
最終的に、生地を裁断して縫製して、洋服にするのは工場ですが、やはり、その元となる型紙がないと始まりません。
無から有を作り出す作業が、私は大好きです。
洋服がデザイン画が起こされてから、お店に出るまでには沢山の時間と労力がかかります。
まず、一番初めにデザイン画からパターンを起こす作業、これをファーストパターンと呼びます。
このパターンで作った洋服を元に、展示会用に修正をします。その修正をしたパターンをセカンドサンプル、または、各色サンプルと呼びます。
そして、展示会後に量産に向けた修正をします。が、量産に入る前にもう一度サンプルを作ります。これを先上げサンプルと呼びます。
先上げサンプルはする場合としない場合がありますが、こうして、サンプルにOKが出るとサイズ展開のグレーディングをして量産に入ります。
とっても沢山サンプルを作りますよね。こんなに作らなくても良いんじゃない???と、いつも思ってしまいます。
アトリエたいようの商品構成 ヨガウエア
今からかれこれ10年以上も前になりますが、ヨガスタジオに通っていました。
そこのスタジオは、先生方がアイアンガーヨガを習っていたため、アライメント重視のヨガでした。
で、アイアンガーといえば、ブルマですよね!
ただし、インドのブルマといえば、長方形の布にひし形のマチを付けて縫ったもの。
お腹の大きいインドの方々には丁度よいのかもしれませんが、平べったい体系の日本人には、前がプカプカしてなんとも履き心地が悪いのです。
ここで、パターンメーカーの血が騒ぎまして、自分で作りましょう!!と、なった訳です。
そうして、自分で作ったブルマを履いているうちに、先生や、生徒さん達からもリクエストがくるようになり、はたまた、ボルスターもカバーが欲しいとなり、
それならベルトもね。みたいな流れでヨガに関連するものを作り、販売するようになりました。
私がネットでのお店を始めるきっかけは、ヨガのブルマからです!
アトリエたいようの商品構成 アパレルウエア
ヨガ関連の商品を扱うお店からのスタートでした。
ブルマにレギンス、Tシャツ、キャミソールなど、自分が着たいと思うシンプルなウエアをつくっていましたが、それなら、普段着も自分が着たいと思うものを加えてみようかと思い、デイリーウエアとカテゴリーを増やして商品をつくることにしました。
だた、縫製まで、全て一人で行っていますので、あくまでもシンプルなもの(パターンは凝ったものでも良いのですが、いかにせん縫製は。。。。)にしています。
私のパターンメーカーとしての信条は、着心地の良い服を作ること。
いくら素敵なデザインであっても、着にくくてはだんだんと袖を通さなくなってしまいます。
アトリエたいようの洋服は、今風のデザインをとりいれつつ、着やすい服を作る。そして、流行にとらわれずに長く着用できること。
これが私が一番大切にしていることです。
アトリエたいようの商品構成 猫の首輪
最後に猫の首輪!
ヨガウエアとデイリーウエアは、関連性がありますが、首輪は、はて?
7年ほど前に、むさしの地域猫の会から保護猫を譲渡していただいたことからはじまります。
子供のころは、家の周りに沢山のノラネコがいましたが、家で猫を飼うことは、初めてでした。
ノラとの付き合いしか知らなかったので、人馴れしていない猫でも平気でしたので、我が家に迎えた姉妹猫も人馴れ訓練の出来ていないシャーシャー猫でした。
そんな家庭内ノラ猫でしたが、ちょっと触れるようになったのを記念して、首輪をつけたいと思うようになったのです。
いざ、首輪を買おうとしたものの、意外と、気に入った首輪に出会えなかったのです。
やたらファンシーなものだったり、イマイチだったのです。
そこで、首輪もつくれば良いのだ!と、なりまして、猫に負担の少なく、かつ、カワイイ首輪を作ることに、夢中になりました。
そうして、トリミングブレードを使用して、キラキラ光るビーズを付けた首輪が誕生しました。
自分で作っておきながら恥ずかしい限りですが、こんなに素敵な首輪を私一人のものにしておくのはもったいないと思い、ネットで販売しようと決めたのでした。
ちなみに、首輪の鈴ですが、当ショップではお取り扱いがございません。
これには理由があります。
初めて購入した首輪には鈴が付いてました。これを、我が家の桃に付けたとろ、鈴の音にパニックになり、また、夜中に運動会を擦る度にすずの音が鳴り、わたしが眠れないという事態になりました。
このような事情から、私の作る首輪には鈴をつけておりません。
もし、鈴を付けたいという方がおりましたら、ビーズと一緒につくることをお勧めしております。
その際は、鈴はお客様ご自身がどこかで購入していただくこととなりますが、首輪につけるOリングは首輪に同封させていただきます。
ご遠慮なくその旨お伝えくださいませ。
私の″作ってみようから″始まった商品の数々、ぜひ、ご覧になってくださいね!!