猫のあれこれ⑤
アトピー性皮膚炎の続き
前回からの続きです。
病院で処置をしてもらっても、改善の余地がまったくみられなかったので、思い切って病院を変えてみることにしました。
病院を変えて
新たな病院での治療はまず、傷口が化膿しないように抗生剤の注射をし、念のために、以前効果がなかった免疫抑制剤の注射もしました。
プラス塗り薬。
免疫抑制剤の注射は、やはり効き目がありませんでした。
塗り薬をひたすら毎日塗る日々ですが、春は、薬を塗られるとその箇所をまた掻きむしるので病院からエリザベスカラーを購入しました。
病院から購入したカラーは、透明のプラスチックのものでしたが、長さがかなりあって春はそれを付けるとパニックになり、あちこちぶつかりながら走り回りました。
ベッドの上にも上がることが出来なかったので、こちらは一旦止めてわたしが手作りすることにしました。
エリザベスカラーを付けていれば、掻くことが出来ないので傷は間もなく綺麗になります。
傷が綺麗になって毛が生えそろった時点でカラーをはずすと、間もなく、また掻きむしるという日々が続きます。
なんとも悩ましいです。
アレルギー検査
春のアレルギーに対する治療効果が得られないので、食物アレルギー検査をしてみることにしました。
病院の先生は、食物検査のアレルギーに関しては、必ずしもそれが当てはまるとも限らないのであまりお勧めはされませんでした。
しかし、一か八かでお願いして、同時に、アレルギー用のフードを2か月間試して食物アレルギーがあるかどうか試すことにしました。
アレルギーの検査結果は、まあ、アレルギー反応のあるものの多いこと!
お米にジャガイモに人参、フラッグスシードその他諸々。困ったものです。
アレルギー用のご飯は、どうやら好みではないらしく、食べさせるのに一苦労です。
それでも2カ月半頑張りました。
結果
2カ月半の間、エリカラ着用+アレルギー用療法食を食べてみましたが、春がアレルギー用のご飯を全く食べなくなったのでそこで終了にしました。
掻きむしった傷は、エリカラを付けていたので掻けないので、綺麗になりましたが、食べ物が原因かは、結局わかりませんでした。
それからは、一応、アレルギーで陽性になった食物の入っていないフードを探して与えていましたが、お米がダメな時点でまず、グレインフリーのご飯になりますが、グレインフリーのご飯ですと、大概のフードはジャガイモや、フラッグスシードが入っているので、探すのに一苦労です。
それでも、しばらくの間は、掻くことはあっても酷い外傷のような状態になることはなかったので、なんとなくごまかすような感じで過ごしていました。
カユカユ再開
ある時、ご飯を購入した際に、とあるメーカーさんのサンプルご飯をいただきました。
そのご飯は、グレインフリーでとても質の良い高価なものです。ただし、素材に春のダメなにんじんが入っていました。
ただ、にんじんの占める割合は、全体の数パーセントなので、桃と半分こで1回位なら大丈夫であろうと試しにあげてみました。
2~3日してから、再び春のカイカイが始まってしまいました。
果たして原因がにんじんなのか、季節的なものなのか、そもそも、カイカイの原因がほかにあるからなのか、正直わからないのですが、
ここから、再び春の掻きむしりの毎日が始まってしまいました。
続く