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猫とハーネス

猫にハーネス

 

最近、SNSなどで猫にハーネスを付けてお散歩している動画がよくありますね。

私は、猫の首輪を作っていますが、ハーネスは作っていません。

″猫にハーネス″  私なりの見解を述べてみたいと思います。

 

ハーネスとは

 

まず、そもそもハーネスとはどんな物なのでしょうか。

 

まず、家にある英和辞典で調べてみました。

 

ハーネス harness

①((集合的))(馬車具の)引き具、馬具

②引き具に似たもの;(パラシュートの)背負い革;赤ん坊を倒れないようにする革ひも

③ジャガード織機の通糸

④(大きな鐘をつるすための)吊り手

⑤(一般的に)仕事用具

 

元々は、馬を引くための道具のであったようですね。

 

英和辞典だけでは、ちょっと古臭い感じも否めないので、国語辞典で調べてみました。

 

ハーネス   

①ロッククライミングで、クライマーがロープ(ザイル)を体に結び付けるために装着する安全ベルトの一種。墜落時のショックを和らげたり、懸垂下降のときに安定した姿勢を保ったりするのに役立つ。

②犬に付ける胴輪。盲導犬や犬ぞり、ペットの散歩などに使用される。

ハーネスに似た言葉 馬具

 

その他にも、工業製品において機器配線をまとめて束にしたものもハーネスと呼ばれるようです。

 

ハーネスとは主に、「人や動物の体につけるベルト」のことをいうのですね。

ハーネスにはさまざまな種類があり、使い方も形状も全く違うものが複数存在しているとは、知りませんでした。

 

動物に関しては、元々は、馬を引いたり、そりを引く犬にに用いられていたものが、現在では、犬の散歩にも使われるようになったのですね。

 

 

ハーネスの役割

 

ハーネスといえば、私は犬のお散歩の時に、犬に装着するものであるという認識があります。

私は、犬と暮らしたことがありませんので、実際に首輪とハーネスとの違いがわかりませんので、調べてみました。

 

ハーネスと首輪の違い

 

ハーネスと首輪の違いは、装着する部位の違いでした。

首輪が、首に装着するものに対して、ハーネスは、上半身全体を覆うように装着するものです。

なので、犬への負担が首に集中することを防ぐメリットがあります。

 

ハーネスのメリット

 

メリットは、犬の首への集中的な負担を軽減できることでしょうか。

 

また、とても臆病で、まだ、お散歩に慣れていないワンちゃんには、首輪とのダブルリードでお散歩をされている方もみかけます。

首輪と2重に装着することでワンちゃんの脱走防止にもなりますね。

 

ハーネスのデメリット

 

デメリットは、装着に手間がかかることです。

ハーネスの種類によっては、肢を通さないといけないものもありますから、神経質なワンちゃんやまだ慣れていないワンちゃんにとっては、嫌がることもあると思います。

 

慣れてもらうためには、無理に装着せずに少しづつ慣れてもらうようにしないといけませんね。

 

 

猫にハーネス

 

お散歩が必須な犬には、ハーネスが必要であることがわかりました。

では、猫には必要なのでしょうか。。

 

ハーネスが必要な場面

 

猫がハーネスを装着する必要がある場面を考えてみました。

 

移動

猫が移動する時は動物病院に行く場合でしょうか。

災害時に避難しないとならない時もありますね。

 

猫と一緒に移動する場合は、猫をキャリーケース等に入れてて運びます。

この時に、万が一、キャリーケースの扉が開いてしまったり、壊れてしまった場合に、猫がハーネスでキャリーケースと繋がっていれば、脱走してしまうことを防ぐことができます。

ちなみに私は、移動の際は猫を洗濯ネットに入れてカートで移動しています。移動の目的は、動物病院への通院です。

 

 

お散歩

物怖じしない猫ちゃんでしたらお散歩も大丈夫なのかしら?

お散歩に関しては、私は賛成しかねます。

そもそも、家猫でしたら、家そのものが猫ちゃんの縄張りになりますから何も情報のない外の世界は恐怖でしかないように思います。。。。

 

 

ハーネスの種類

 

猫用のハーネスにはどのような種類があるのでしょうか。

 

紐タイプ

これは、紐で身体に巻き付けるタイプですね。

猫ちゃんの身体への負担は少なそうですが、猫ちゃんが紐からすり抜けてしまう可能性が大きいようです。

 

以前、私が友人の猫を預かる際に、猫ちゃんは紐タイプのハーネスを付けてキャリーに入ってきたのですが、家に到着してキャリーから出してもらったとたん、ハーネスからするりと抜け出すという場面に合いました。マジックを見ているようでした。

 

洋服タイプ

これは、ベストになっているので、紐のような締め付け感は軽減され、すり抜ける確率も低いのではないでしょうか。

猫によっては、洋服を着せられることを嫌がる子もいますから無理は禁物です。

 

 

猫にハーネスは必要か

 

犬には必要なハーネスですが、猫には必要なのか。

目的により必要性はあると思います。

 

移動時の脱走防止のためにはとても有効だと思います。

お散歩に関しては、私自身がお散歩は必要がないと思っていますので、お散歩のためのハーネスは必要ないと思います。

 

一緒に暮らしている猫ちゃんの性格や運動能力を考慮して、ハーネスを選び、日ごろから少しづつ慣らしていくことが肝心ですね。

いざという時に、大事な猫ちゃんを守ることが出来るアイテムとして用意しておいても良いのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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